花粉症でノドをやられた人

ヒノキの花粉症の方が多く来られます。

今シーズンはヒノキ花粉の飛散量も多いようです。

本当に悲惨です(ギャクでもなくて)。

特に今年はノドをやられて咳が止まらない、ノドの痛みが治らないという訴えが多いです。

のど飴なめたくらいでは、一時的に症状が緩和されるだけです。

軽症ならば麦門冬湯(ばくもんどうとう)、桔梗湯(ききょうとう)あるは桔梗石膏(ききょうせっこう)を使うと何とかなります。

抗アレルギー薬+麦門冬湯+桔梗湯(あるいは、桔梗石膏)です。

麦門冬湯で止まらないときは、柴陥湯(さいかんとう)、滋陰降下湯(じいんこうかとう)などを使っています。

単純に鎮咳剤を飲んでも一向に治らないのは対症療法だからです。

もどかしいですよね。

こちらから積極的に攻めにいって治す必要があります。

そこに漢方薬を駆使しているわけです。

 

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やっぱりおなかスッキリがいいよねー

便秘で困っている方は潜在的に多いと思います。

市販の下剤を飲んでおけばいいや、と思っている方もあれば、西洋薬の下剤でうまく出ていますと

いう方もいます。

何を使おうが、やはりスッキリ出て気分がいい、のが一番です。

腹痛や排便痛はつらいです。

硬い便が出て毎回お尻が痛い、出血を伴う方、コロコロ便で、一気に排便できない、残便感がある方。

よくお話を伺うと皆さん症状が違うのです。

漢方の得意な冷えを治しつつ排便を促すなら大建中湯(だいけんちゅうとう)、おなかが張って苦しいなら桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)、しぶり腹、腹痛なら桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)、コロコロ便なら麻子仁丸(ましにんがん)、潤腸湯(じゅんちょうとう)など。

月経に関する便秘なら、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、通導散(つうどうさん)など。

まずは2週間お試しください。

おなかがスッキリすると、頭がスッキリします!

 

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まあ、暑いぞ

2日前から25℃を越える気温です。

暑がりの私はもうたまらんです。

夕方からの外来では冷房を入れています。

外来の終わり頃は看護師さんが、「先生、寒くないですか?」とカーディガンを羽織りながら声をかけてくる次第です。

週末にサッカー、野球などをする大人の方も多いでしょう。

十分な水分補給と五苓散(ごれいさん)です。

熱中症に有効です。

五苓散を飲んでおけば、自分のカラダに必要な水分を保持しつつ、余計な水分は出してくれます。

水分を摂り過ぎてもむくみません(これがいい!という人もいます)。

顔がほてって暑いなら白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)を追加します。

体力が心配なら、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)を優先しましょう。

ぶっ倒れないように、楽しみましょう!

どこかのチームの漢方アドバイザーでもやろうかな(笑)

 

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介護職の人が使える漢方処方

介護職の方が多く受診されます。

患者さんのお母さんだったり、お父さんだったりするわけです。

全く新規で外来に来られる方もあります。

介護の仕事は肉体労働でもあり、他人様のペースに合わせて相手をする精神的な活動も重なります。

もうすでに入浴介護などは汗だくです。

昨日来られた患者さんは、「もう暑くてたまらんです」。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)でカラダを支えて仕事を頑張っておられます。

この方は夏場になると汗が尋常でないほど出ます。

御本人の希望で、清暑益気湯(せいしょえっきとう)の変更しました。

これから夏の間は、これを飲んだ方が動けるのだそうです。

夏バテ、夏まけしないようです。

同時に上半身、特に首から上がのぼせるので、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を併用されています。

これを飲むと月経に関するトラブルもなく、のぼせもなく調子がいい。

人によって困っているポイントが違います。

介護で肩、腕の筋肉痛、神経痛がつらい、職場の人間関係で抑うつになった、食事の時間がずれてきたら便秘になって治らない等。

お助けできる漢方薬が1つ、2つと見つかると良いですね。

情報はできる範囲でお伝えします。

気楽に使ってください。

 

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自分の花粉症

私はスギ花粉症持ちです。

ここ1週間前から急に目がかゆくなって、くしゃみ連発、水っぽい鼻水が1日に数回出るようになりました。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)の錠剤(オースギ)を飲んでみました。

30分もしないうちに症状は軽くなります。

1回に6錠飲むのですが、私は苦になりません。

もうちょっとキレがあったほうが良いなーと感じたので、オースギの五虎湯(ごことう)を追加して飲んでみました。

これは1回3錠です。

毎回9錠ずつ飲むことになります。

調子良ければ1日2回でも構いません。

強烈に強いという感じはしませんが、麻黄(まおう)による副作用も出ず、当面はこれだけでいけそうです。

抗アレルギー薬は今年も飲まなくても過ごせそう。

抗ア剤は新しく発売されたものがあるので、時々自分で試しますが継続的に飲む程重症ではないのです。

患者さんには、漢方薬+抗ア剤などの提案もしています。

もちろん抗ア剤だけでも大丈夫です。

 

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加味逍遙散を使う人

1人の女性が、月経、更年期に関連した様々な訴えを何とかしてくださいと。

とにかく、まくしたてるように喋ります。

一番気になるのは、精神症状です。

イライラして暴言を吐いてしまう、手を出してしまう等まで言われると、こちらも尻込みすることもあります。

患者さんは、「私は悪くない」という雰囲気を醸し出しています。

そう言えば、前回の受診でイライラするから何か漢方薬を飲みたいと言われ抑肝散(よくかんさん)を出したわ−。

抑肝散が効かない人って、怖い(苦笑)。

このあたりをやんわり本人さんに話をして、加味逍遙散を処方しました。

2週間後再診。

「あれ、良かったわー、イライラしない、落ち着くー」

良かったです。

「加味逍遙散でかなりいいけど、前々回もらったヤツ(抑肝散)も一緒に飲んでいい?」

「どうぞ」

これで静かになってくれましたので、家族も安心です。

本人がいらないと言うまで内服続行です。

 

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勉強会で

男性ばかりの漢方勉強会をやりました。

たまたま男性だけだったのですが、仕事をバリバリこなしている方に使える漢方薬の話をしました。

管理職の方は、ストレスが相当たまっているらしく抑肝散(よくかんさん)に関する質問が多かったです。

夜もなかなか眠れないそうです。

抑肝散を2包寝る前に飲んだらどうですか?と提案しておきました。

ストレス性胃炎、胃潰瘍を経験の方もおられ、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)を紹介しました。

胃が痛いよりも痞(つか)える感じがする時に有効です。

私も美味しく飲んでいます(普通は苦く感じます)。

二日酔い対策は人気で、五苓散(ごれいさん)の説明をしました。

それだけでなく、五苓散の応用についても詳細に話しました。

熱中症、急性胃腸炎、頭痛、乗り物酔い等、五苓散の活躍する場面が多いので、今後上手に使っていただけるとありあがたいです。

 

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はい、葛根湯

うちのクリニックでよくある風景です。

「ありがとうございました」とお母さんがお子さんの予防接種を終えて帰り際に言われます。

「先生、私の漢方薬をもらっていいですか?」

お子さんが受診されたついでに、自分の漢方薬をちゃっかり処方してもらう作戦です。

こういう方は、自分に合う漢方薬を知っていますから、こちらは楽です。

「何が要ります?」

「葛根湯と五苓散を1ヶ月ずつください」

「はい、出しておきますねー」

昨日はこのパターンで数人のお母さんが葛根湯を持って行かれました。

乳腺炎、肩こり、カゼの初期に使われているようです。

カゼの初期は自宅ですぐ飲めば、医療機関にかかるまでもなく治ります(大半が)。

はい、葛根湯!と処方しています。

葛根湯は胃に障らない人だったら応用範囲が広いので、ありがたいなーと感じております。

 

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私もスギ花粉症です

私もスギ花粉症があります。

ここ10年は症状も軽く過ごせています。

静岡の西部地方にいたときは、結構症状が強くて困っていました。

勤務して2年目から、突然のくしゃみ、鼻水、鼻づまりのため仕事にも支障が出ました。

当時の抗アレルギー薬を飲んだら、もっと支障が出ました。

外来中に眠くて仕方がなかったですし、常にノドが乾燥して、鼻クソ(言葉が汚い?失礼しました)がたまっていました。

岐阜に帰ってきてからは、くしゃみ、鼻水が時々気になる程度です。

今シーズンは、オースギの小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を試しています。

錠剤なのです。

ただし、1回に6錠飲むのです。

慣れればこんなものかと思いますが、他にも薬を飲んでいる方には負担があるかも、です。

私のような軽い花粉症の症状なら、小青竜湯だけで対応できます。

これ以上悪化すると、追加処方しないと無理かな。

 

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口唇の乾燥、手の湿疹

女性で月経に関するトラブルがあって、口唇の乾燥、手の湿疹があると温経湯(うんけいとう)を使っています。

合う人は、本当に合います。

おそらく適応になる方はかなり限定されそうです。

万人向けという感じではありません。

かなり狭い範囲の漢方薬なのかも知れません。

ここ3年くらいで温経湯ファンをが増えました。

他の漢方薬はダメで、これがいい!と言われます。

手掌(しゅしょう=てのひら)のほてり、もキーワードになります。

確かにリップクリームを塗る回数が減るそうです。

 

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赤ちゃんの湿疹

昨日赤ちゃんの湿疹の相談がありました。

不思議なことに首から上しか湿疹がありません。

躯幹、四肢はキレイな皮膚をしています。

顔面は赤く、自分で引っ掻いた痕があります。

一部化膿して黄色の膿(のう=うみ)が見られます。

それがまたかゆいので、自分で掻いたり、お母さんのカラダにこすりつけています。

お母さんはベビーオイルを塗っていたそうです。

今の状態では、まず皮膚の細菌感染を抑えて、炎症を止めることが大切です。

外用薬と保湿剤を処方しました。

さらに提案として漢方薬の話をしました。

治頭瘡一方(ぢづそういっぽう)です。

「くさ」と昔から呼ばれる、小児の頭部の湿疹に有効です。

大人は脇、陰部の湿疹に有効だとか(最近知りました)。

2週間は飲んでみてください。

 

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漢方薬の飲み方

1日2回、あるいは1日3回、食前と書くのが、漢方薬の処方箋の決まりになっています。

1日2回、あるいは1日3回に分けて、1日分を飲めるだけ飲んで下さい、と書いてあるので、お子さんなどは全量飲めなくても飲めるだけ飲んでください。

食前に飲めない方は、食後でもかまいません(個人的な意見です)。

1日3回、食前に飲もうとすると、朝1番、午後3時頃、寝る前、が約8時間間隔の空腹時にあたります。

お子さんたちは、昼間保育園・幼稚園、学校に行っていますから、朝と夕の1日2回で飲んでいることが多いです。

できれば熱いお湯で、お子さんはそこまで強制していません。

お子さんは、一口でも飲めることが大前提です。

飲めなきゃ効いたかどうかもわかりません。

漢方エキス剤のツブツブが差し歯、入れ歯に挟まって痛いと言われる方がいます。

コップに飲む漢方薬を入れ、水をそれより多めに注ぎ、レンジで20秒ほど温めます。

かき混ぜるとツブツブが溶けて漢方薬のお湯になります。

これを冷ましながら、チビチビ飲みます。

レンジによる加熱のための成分変化はほぼ問題ないでしょう(これは正式な飲み方には書いてありません)。

まずは飲んでみないとね。

 

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桂枝加竜骨牡蛎湯の適応

桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)という漢方薬があります。

元気がない、胃腸が弱い、虚弱者の感冒初期が適応です。

元気がない、という状態ですが、食べられなくて、疲労が蓄積してなら、補中益気湯(ほちゅうえっとう)です。

気分が沈んで元気がない状態には、桂枝加竜骨牡蛎湯が使えます。

抑うつ状態、軽いうつ病、心身症、不眠症(ぐっすり眠れない、熟眠障害)で困ったら、2週間飲んでみましょう。

睡眠導入剤、睡眠薬の併用は可能です。

 

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今年は越婢加朮湯が活躍中

スギ花粉症で困っている方が多いです。

いつもの薬でいいです、と抗アレルギー薬や漢方薬をもらっていった方の3ー4割の方が1週間以内に再診されます。

「今年は、あれじゃ効かない」と。

抗アレルギー薬の見直し、変更を行います。

漢方薬も然りです。

両者併用のこともありますから、組み合わせを考えます。

漢方薬での提案があります。

特に、目・鼻のかゆみ、目の充血に越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を試してみてください。

なかなかキレが良いです。

麻黄(まおう)が多く含まれていますが、組み合わせの妙で、動悸、吐き気など麻黄に含まれるエフェドリンの副作用がほとんど見られません。

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は花粉症に使えると有名ですが、単独では効きが悪いと言われる方には、越婢加朮湯を追加します。

これが結構良いです。

麻黄が多く含まれるので鼻閉い効きそうなのですが、あまり鼻閉には向かない印象があります。

小児でも使えます。

まずは1週間試してみてください。

 

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カゼは初期にたたく

カゼをひいたな、と思ったら最初にガツンとたたくのが得策です。

大人がカゼをひいたな、と思ったらまず葛根湯を2包お湯で飲みます。

さらに、うどんの出汁、白湯、温かいものを摂ります。

3時間内に汗をかかなければ、葛根湯を2包お湯で飲みます。

じわっと汗ばんだら内服終了です。

カゼの時の葛根湯はこうして飲みます。

1日2回、3回と間を空けて飲んでいてはウイルスの増殖に対抗できません。

短時間に一気に大量に飲みます。

心臓が悪い、血圧が高い等、もともと病気をお持ちの方は、こういう飲み方をしない方がベターです。

お子さんは麻黄湯(まおうとう)を2時間おきに、寝ている時間を除いて、飲みます。

こういう飲み方をすれば、軽いカゼなら同日、遅くても翌日には治っています。

 

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花粉症でもノドをやられます

連日外来で花粉症の漢方薬を出しまくっています。

希望が多いですからね。

西洋薬だけの方も多くおられます。

花粉症の症状である、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目・鼻・皮膚のかゆみは大したことはないけれど、ノドがカサカサ、痛い、乾燥する、咳が出ると訴える方もおられます。

ひどい方は喘息発作まで出ています。

花粉、ほこり、黄砂などが混じって悪さをする可能性があります。

ノドが痛いなら桔梗湯(ききょうとう)、乾燥して咳が出れば麦門冬湯(ばくもんどうとう)です。

この2つを同時に飲むと6割、7割の方は治ります。

これでダメな時は、喘息に準じた治療を同時に行うこともあります。

抗アレルギー薬+漢方薬は問題ないので、両方の長所を生かした使いかたをすれば良いです。

調子が良くなれば、片方を中止していけば飲む負担、費用もかかりません。

 

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入院していた患者さん

重症疾患で入院していた方が退院されました。

よくぞ退院されましたというのが本音です。

主治医の先生からは、かなり厳しい話をされていたようです。

本人さんの頑張り、御家族の看病も大変だったと思います。

今後飲む漢方薬は何かないですか、と相談を受けました。

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)をお薦めしました。

退院間近から食欲も増えてきたところですから、さらに食欲を増して食べて元気を出していただこう、カラダの組織も修復してもらおうという魂胆です。

退院してまだ1週間ですが、入院の時とは全然違うと。

大きな声が出るし、よく食べて動けるそうです。

当面飲み続けていただいて、本人さんがもういらないとなったら、いつでも中止で良いですと、お伝えしておきました。

貧血はありますが、十全大補湯を開始してからじわじわと貧血が改善されつつあるそうです。

 

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ヒステリー、てんかんの患者さんには甘い漢方薬を

ヒステリーやてんかんの患者さんは西洋薬が優先されることが多いかと思います。

特にてんかんの患者さんは西洋薬をきちんと飲んでコントロールされた方がベターだと思っています。

漢方外来に漢方薬だけでてんかんを治せませんかという相談がありますが、うちでは西洋薬を第1選択薬としてもらっています。

ただ、うまくコントロールできない方などに漢方薬を追加することはあります。

ヒステリーも同様です。

抗けいれん作用といいますか、漢方薬の1つとして甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)があります。

これは、面白い漢方薬です。

甘草(かんぞう)、小麦(しょうばく=こむぎ)、大棗(たいそう=なつめ)という食べ物

を3つ合わせた漢方薬です。

食べ物を合わせたら、抗けいれん作用が出るなんて不思議です。

甘くて飲みやすい漢方薬なので、お子さんから大人まで飲めます。

不安、不眠がある方は適応です。

まずは2週間は飲んでみましょう。

 

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オブラートで桔梗湯を飲むと

桔梗湯(ききょうとう)という漢方薬があります。

桔梗と甘草(かんぞう)の2つの生薬で構成されているシンプルな漢方薬です。

うちのクリニックで人気の高い漢方薬です。

トップ3 に入ります。

甘くて飲みやすい漢方薬で、「ノドが痛いな」と自分で感じた時にすぐ飲みます。

1包を口に含んでうがいをするようにブクブク、ガラガラして、顔を上に上げ漢方薬がノドの患部に当たるようにします。

患部に漢方薬をなじませてからゴックンと飲みます。

すると、ノドに薄皮を貼ったような感覚にあり痛みが和らぎます。

これをオブラートで飲むとどうなるか?

薄皮を貼った感覚になりません(オブラートですでに膜を貼ってるんですから)。

できればオブラートなしで飲んだ方がキレが良さそうですね。

他の漢方薬もできれば、そのまま飲んだ方が効果が出そう(全く科学的根拠はありません、感覚の問題での話)。

 

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小青竜湯のこと

すっぱ苦いのは書きました。

効能・効果は、水っぽい鼻水、咳、軽い鼻閉です。

カゼであろうが、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)であろうが使えます。

あとは、よく効くなーと思うか、あまり効かないなーと思うかです。

効くなー、と感じた方はそのまま使っていただければありがたいです。

効かないなーと感じた方は、何か手をうちましょう。

ちょっと弱く感じる方には、いくつか作戦があります。

1つは、抗アレルギー薬を追加する(漢方薬を2つも飲むのは無理という場合)、もう1つは漢方薬を追加する方法です。

鼻水が多いなら、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を追加します。

五虎湯(ごことう)を追加することもできます。

まだ他の漢方薬もあります。

目がかゆいなら、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を追加するとシャープに効くことが多いです。

などなど、小青竜湯だけですべてをまかなおうとすると難しいです。

最初から小青竜湯が向かない人もいます。

困ったら一度御相談ください。

 

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すっぱ苦いです

花粉症で小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を飲み始めた方が多いです。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、かゆみには有効です。

抗アレルギー薬との併用は大丈夫です。

小青竜湯の味は、「すっぱ苦い」です。

五味子(ごみし)のためでしょうね。

マツブサ科のチョウセンゴミシの果実です。

主要成分はシザントリンです。

漢方的には、咳や喘鳴を止める(小青竜湯、苓甘姜味辛夏仁湯、清肺湯など)、汗を止める(清暑益気湯など)ことに使われています。

お子さんたちの中でも、小青竜湯は苦手、だってすっぱいもん、と訴えることもありますし、全然平気で飲んでいるお子さんも多いです。

漢方薬は味が結構大事ですからねー。

 

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背中が痛い

下手なストレッチをやったばっかりに背中を痛めました。

右背部が痛いです。

寝ると自重がかかって仰向けに眠れません。

急性の筋膜の炎症と考えて、麻杏よく甘湯(まきょうよくかんとう)と芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を飲み始めました。

2日、3日目で激痛は減りました。

甘草は短期間なら多めに飲んでも大丈夫でしょう。

この組み合わせで、自転車通勤で両大腿を痛めた人が治りました。

軽い腰痛も対応できます。

痛みが強い時は整形外科などで一時的に痛みを治めるために注射をうってもらうこともあります。

今回私は一切鎮痛剤を使わずに治そうとしています。

あと2日で治るはず。

 

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漢方の腹診で面白いこと

70歳の胃もたれ、冷え症の方です。

昨年秋に来られて、半年が経過しています。

問診後、おなかの診察をしました。

冷えのある方ですから、おなかの皮膚はひんやりと冷えています。

こちらも冷えた手で不用意に触らないように注意します(私の手は温かいのですが)。

一通りおなかを触って、最後に胃付近を手でトントンと軽く叩いたら、「ボチャボチャ、チャポチャポ」と水が溜まっている音がしました。

漢方で、胃内停水とか振水音と言います。

水の流れが悪い、冷える人に見られる所見です。

患者さんにも、この話を説明しました。

先日漢方薬を取りに来られました。

「調子はいいです、また漢方薬を1ヶ月分ください」

「はい、わかりました」

「先生、お願いがあるんですけど、おなかのボチャボチャした音がどうなったか診てもらっていいですか?」

今回の診察では、全く音はしませんでした。

調子が良くなり、水の流れも良いので、所見も消えてしまっています。

調子良くなった患者さんで、こういう確認をすべてやってはいませんが、たまにおなかを触ると圧痛点が消えていたり、軽くなっていることを確認できます。

調子が悪くなっていると、腹部所見が変わっていることもあります。

なかなか面白い。

 

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女性に使われる代表的な漢方薬3つ

1つめは、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)です。

色白で冷えがあってむくみやすい、貧血で治療を受けたことがある、月経不順、不妊症で治療中、がキーワードです。

1つ、2つと該当するならば、2週間は試してみましょう。

2つめは、加味逍遙散(かみしょうようさん)です。

虚弱で冷えがあり、月経に関して精神神経症状(イライラなど)が目立つ、便秘あり、がキーワードです。

該当するワードがあれば2週間は試してみましょう。

3つめは、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)です。

今までの2つと違って、体格あがっちり、暑がり、のぼせがあり、痔で困る、月経に関するトラブルもあり、がキーワードです。

2週間は飲んでみましょう。

この3つが代表的な漢方薬です。

人間ですからキッチリこの3つに分類されるわけもなく、1つめに該当するものが1つ、3つめに該当するものが2つ、なんてこともそりゃありますよね。

どうするか、1つめと3つめを同時に飲めば良いです。

系統が違う漢方薬ですが、該当する症状が枠を超えていたら、2つを一緒に飲んでも構いません。

1日3回ずつの内服がつらいなら、1日2回ずつ内服で合わせても良いでしょう。

早くキレイに治ることが目的ですから、ムチャはしないです。

 

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花粉症で起こる症状に漢方薬を

ノドがカサカサして咳が出ます、ノドがいがらっぽい、痛い、喘息発作が出ました、顔が赤くなってかゆい等

これ皆、花粉症で起こります。

大半の方は、内科、耳鼻科、小児科で抗アレルギー薬を処方されていることと思います。

軽い症状の方は、治療なし、あるいは、点眼薬・点鼻薬だけかも知れません。

ノドが乾燥し咳が止まらない時は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)です。

これは甘くて飲みやすいです。

ノドが痛いなら桔梗湯(ききょうとう)あるいは桔梗石膏(ききょうせっこう)を追加します。

喘息発作が出れば、吸入薬(気管支拡張剤、ステロイド)+麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)などを使います。

目がやたらかゆい、点眼薬では対応できな時は、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)です。

これはお薦めです。

ここ一番だけ1包、2包と飲めば、目の充血、かゆみが軽くなります。

ダラダラ飲みません。

花粉症という病名に引っ張られないで、困っている症状をみて漢方薬を選べば大きく間違いません。

 

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口唇の乾燥を治す

口唇の乾燥を訴える患者さんが来られます。

口唇だけでしょ、ならばリップクリームで、となりませんか。

リップクリームがダメならプロペトか白色ワセリンで対応します。

冬から春にかけてまだ乾燥が続き、リップクリームを大量に買う人、手が乾燥するために保湿剤を毎日塗っている人に試してほしい漢方薬があります。

女性なら月経にまつわるトラブルに一緒に治ります。

それが温経湯(うんけいとう)です。

まずは2週間飲んでみましょう。

飲めそうだな、悪くないなと感じたら1ヶ月飲んでみます。

合っている方は、次第に口唇の乾燥、手掌(てのひら)の乾燥が軽くなってきます。

するとリップクリーム、保湿剤を使う機会が減ります。

一度お試しください。

 

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ちょっと相手が強そうだったら

インフルエンザに限らずですが、今シーズンは発熱するお子さんに対して、あれこれ試しをしてみました。

インフルエンザか、あるいはそれに匹敵するくらい強そうなカゼの時には、熱が37℃後半あたりでも麻黄湯(まおうとう)を強化して処方しました。

一方で、患者さん、特に以前から通院しているうちの常連さん(言い方が正しいかな)方は、昨夜熱が出た時点から麻黄湯を数回飲ませて来院してきます。

何を言うかというと、「麻黄湯を昨夜2回、今朝3回、計5回飲ませたけど全然熱が下がらない」

インフルエンザの患者さんは、まず麻黄湯を単品で4回、5回、6回と飲んでも解熱しなことが多いです。

別格の感染症ですから、そう簡単にいきません。

この時期には、37.5℃を超えた時点で麻黄湯+越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)でいきます。

飲み方は、2時間おきに4回、5回、せいぜい6回まで飲みます(寝ている時間を除いて)。

@熱が少しでも解熱する、A汗をかく、Bおしっこが出る

3つのうち、どれか1つが認められたら、内服中止です。

インフルエンザの患者さんは、ほとんどいませんが、まだパラパラと来られます。

臆せず、2時間おきに飲んで1日で解熱させるつもりでいきましょう。

 

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花粉症と副鼻腔炎

今年は昨年に比べスギ花粉の飛散(悲惨)量が多いためか、副鼻腔炎の相談が多いです。

ここ2週間で小児、大人ともにです。

鼻の横が痛い、頭の前の方が重い、鼻水がドロドロで詰まって出てこない、鼻からクサイ臭いがする、臭いがわからない等。

人によって花粉症の程度も違いますし、飲んでおられる薬もまちまちです。

西洋薬なら抗ロイコトリエン薬を飲めば、鼻閉が楽になります。

漢方薬なら、麻黄入り、麻黄なしがあります。

よほど胃腸が弱くなければ葛根湯加せんきゅうしんい、があります。

急性期から慢性期まで使えますが、急性期によく使っています。

抗生剤+抗アレルギー薬+漢方薬でも大丈夫です。

調子良くなれば、抗生剤を中止して、抗ア剤+漢方薬にして、次にどちらかを中止でも構いません。

辛い清肺湯(しんいせいはいとう)もあります。

ドロドロの鼻水が熱を持ってパンパンに溜まっているイメージです。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)もあります。

これは結構頑固な鼻づまりには有効です。

いずれにせよ、漢方薬の抗炎症作用、鼻水を外へ出す作用はありがたいです。

苦くても飲む価値はあります。

 

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お母さんの勉強会

昨日はクリニックの近くにあるおひさま保育園でお母さんのための漢方勉強会をやってきました。

「冷え」に使える漢方薬の話をしました。

毎回少数精鋭でやっております。

熱心なお母さん方で、質問も多いです。

今はネットでも情報が入ってきますが、こういう勉強会では、実際遭遇しそうな場面、困った瞬間などを症例で提示することによって臨場感が出るように工夫しています。

冷えてよいことはまずありません。

カラダは温めた方が調子良いです。

月経に関する冷え、冷えて起こる病気、食養生にも触れました。

春が近づいていますから、それまでに快適に過ごすために漢方薬を試してみてください。

3月8日(水)は、「月経に関するトラブルを漢方薬で治す」という内容でお話をします。

問い合わせ:おひさま保育園(058-328-2078)、時間:13時30分から約1時間の予定です。

 

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今週末は産婦人科の先生の会でお話をします

今週末は、岐阜県産婦人科研究会で漢方の話をしてきます。

メインの先生の前座ではありますが、一生懸命やってきます。

女性によく使われる漢方薬の概説をしてきます。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の3つをメインに話します。

県総合医療センターの産婦人科の佐藤先生に伺ったら、「この3つで何とかなります」とおっしゃっていました。

漢方の偉い先生が言うから間違いありません。

「温経湯(うんけいとう)は使われます?」と聞いたら、「あまり適応がないねー」と。

自分の経験を盛り込んだ漢方の話をして、症例を提示します。

実際の診療にすぐ使えないと意味がないですからね。

 

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