img_info_kanpo-gairai5.png

漢方薬を治療に取り入れてまだ10年程度の駆け出しです。

日常診療で漢方を使う場面は数多くあります。

西洋医学が得意な分野はお任せして、西洋医学の治療でうまくいかないところ、漢方が得意なところに使っていきます(両者併用もあります)。

このホームページでは、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないようにして、明日からすぐ飲んでみたくなる漢方薬の情報などを載せていきたいと思います。 

 漢方治療を始めてよかったこと 

 

1 西洋医学の行き詰まりを感じた時に、治療できること

2 全国の漢方を扱う先生と出会えたこと

3 漢方治療で治療経過がうまくいくと必ず喜ばれること

4 患者さんのカラダに触れる機会が増えて、コミュニケーションが良くとれるようになったこと(腹診、触診など)

5 患者さんがいろいろ教えてくれること(漢方薬を飲んでどうなったか、を本人、保護者が熱心に語ってくれる、こうしたら良くなったとかも教えてくれる)

6 合えばすぐ効く!ということ

7 患者さんが余計な抗生剤を飲まなくてすむようになったこと

まだまだ漢方の道では、駆け出しですが前向きに考えて進みます。

 

よく苡仁湯を使う

ここ半年でたくさん使った漢方薬です。

運送業など、毎日荷物の上げ下ろしをしている人が多く使っている漢方薬の1つです。

よく苡仁湯(よくいにんとう)です。

慢性の筋肉痛に使っています。

毎日の仕事ですから、モノを運ばないわけにはいきません。

関節、筋肉が慢性的に炎症を起こし、腫脹、疼痛を来たします。

鎮痛剤、シップも限界があります。

ある40代の女性は、自宅の仕事を手伝うことになったのですが、左肩、左上肢を痛めました。

数年経過したら、左上肢、特に上腕にしびれも出てきました。

整形外科で診察、治療を受けましたが、ある一定のところで痛みの軽減が止まり、じわっと痛みが続きます。

と言って、自宅の仕事を代わってくれる人がいません。

漢方薬もいくつか試しましたが、最終的に、苡仁湯+ブシ末が一番良かったと。

左肩と左上腕の腫れと痛みが8割治ったと。

今は、これらを飲みながら仕事を続けておられます。

鎮痛剤はほとんど飲んでいません。

 

20211022_2224133.png