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漢方薬を治療に取り入れてまだ10年程度の駆け出しです。

日常診療で漢方を使う場面は数多くあります。

西洋医学が得意な分野はお任せして、西洋医学の治療でうまくいかないところ、漢方が得意なところに使っていきます(両者併用もあります)。

このホームページでは、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないようにして、明日からすぐ飲んでみたくなる漢方薬の情報などを載せていきたいと思います。 

 漢方治療を始めてよかったこと 

 

1 西洋医学の行き詰まりを感じた時に、治療できること

2 全国の漢方を扱う先生と出会えたこと

3 漢方治療で治療経過がうまくいくと必ず喜ばれること

4 患者さんのカラダに触れる機会が増えて、コミュニケーションが良くとれるようになったこと(腹診、触診など)

5 患者さんがいろいろ教えてくれること(漢方薬を飲んでどうなったか、を本人、保護者が熱心に語ってくれる、こうしたら良くなったとかも教えてくれる)

6 合えばすぐ効く!ということ

7 患者さんが余計な抗生剤を飲まなくてすむようになったこと

まだまだ漢方の道では、駆け出しですが前向きに考えて進みます。

 

循環器で使える漢方処方

循環器は一番漢方と縁が遠い感じがある科に見えますが、実際はそうではありません。

心臓の疾患で動脈が詰まったら、西洋医学的な処置、内服薬が優先されます。

動脈から先の血流もキレイに流れないと予後(病気の結末)が悪くなります。

胸部外科、心臓外科と言われる科でも手術後に漢方薬が使われ始めています。

微小循環障がいを改善するのは漢方薬でしかできません。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、桂枝茯苓丸加ヨクイニンが重宝されています。

西洋薬にプラスして使うだけです。

狭心症や心筋梗塞で血管の狭窄をカテーテル治療で治してもらいます。

その後、患者さんが胸の圧迫感、つかえを訴えます。

内科で検査するも異常はありません。

こういう場合に半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を使うと、訴えがスッと消えていくことがあります。

西洋医学的な治療はそのままに、1つ漢方薬を追加するだけで症状が消えるなら、是非試していただきたいです。

 

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