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漢方薬を治療に取り入れてまだ10年程度の駆け出しです。

日常診療で漢方を使う場面は数多くあります。

西洋医学が得意な分野はお任せして、西洋医学の治療でうまくいかないところ、漢方が得意なところに使っていきます(両者併用もあります)。

このホームページでは、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないようにして、明日からすぐ飲んでみたくなる漢方薬の情報などを載せていきたいと思います。 

 漢方治療を始めてよかったこと 

 

1 西洋医学の行き詰まりを感じた時に、治療できること

2 全国の漢方を扱う先生と出会えたこと

3 漢方治療で治療経過がうまくいくと必ず喜ばれること

4 患者さんのカラダに触れる機会が増えて、コミュニケーションが良くとれるようになったこと(腹診、触診など)

5 患者さんがいろいろ教えてくれること(漢方薬を飲んでどうなったか、を本人、保護者が熱心に語ってくれる、こうしたら良くなったとかも教えてくれる)

6 合えばすぐ効く!ということ

7 患者さんが余計な抗生剤を飲まなくてすむようになったこと

まだまだ漢方の道では、駆け出しですが前向きに考えて進みます。

 

根気がいります

皮膚炎で皮膚の発赤、かゆみが起こったお子さんが来院されました。

外用薬をしっかり塗っているわけでもありません。

内服薬を飲んでいるだけでもありません。

3ヶ月から6ヶ月に1回突然来られます(親御さんが連れてくるわけですが)。

会う時は、だいたい顔面、頚部、躯幹、四肢とほぼ全身の皮膚から滲出液が出ています。

抗アレルギー薬を継続して飲むだけで皮膚のかゆみが止まるお子さんですが、それさえも切れています。

前回受診は昨年8月でした。

「前回受診後はどうでした?」と聞くと、「調子が良くなりました」とお母さんが言われます。

しかし、1ヶ月内服後、ピタッと受診されていません。

できれば、もう少し根気よく飲み続けていただければ、皮膚の症状が安定し、お子さんも機嫌良く生活できるんですけどね。

両親とも社会的に立派な職業に就いていらっしゃるんですけど、ことお子さんの皮膚に関しては無関心と言わざるを得ません。

抗アレルギー薬も長期戦で飲むことが多いですが、漢方薬でも小建中湯(しょうけんちゅうとう)や黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)などは、3ヶ月以上、場合によっては6ヶ月、1年と継続した方がベターです。

副作用チェックもしますが、まず大きな副作用は出ません。

 

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