漢方外来をご利用ください 

漢方薬を治療に取り入れてまだ10年程度の駆け出しです。

日常診療で漢方を使う場面は数多くあります。

西洋医学が得意な分野はお任せして、西洋医学の治療でうまくいかないところ、漢方が得意なところに使っていきます(両者併用もあります)。

このホームページでは、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないようにして、明日からすぐ飲んでみたくなる漢方薬の情報などを載せていきたいと思います。 

 漢方治療を始めてよかったこと 

 

1 西洋医学の行き詰まりを感じた時に、治療できること

2 全国の漢方を扱う先生と出会えたこと

3 漢方治療で治療経過がうまくいくと必ず喜ばれること

4 患者さんのカラダに触れる機会が増えて、コミュニケーションが良くとれるようになったこと(腹診、触診など)

5 患者さんがいろいろ教えてくれること(漢方薬を飲んでどうなったか、を本人、保護者が熱心に語ってくれる、こうしたら良くなったとかも教えてくれる)

6 合えばすぐ効く!ということ

7 患者さんが余計な抗生剤を飲まなくてすむようになったこと

まだまだ漢方の道では、駆け出しですが前向きに考えて進みます。

 

冷えを治せばいろいろ治る

37歳女性。

平成31年3月初旬に受診されました。

冷えと月経不順で困っています。

産婦人科で卵巣嚢腫、多胞性卵巣症候群と言われ西洋薬と補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、温経湯(うんけいとう)を処方されています。

受診時、手足、腹部の冷え、下肢のむくみ、頭痛があります。

小柄で肉付きは良い、歯痕舌あり、臍の上部に振水音著明です。

もうすでに漢方薬を2つ飲んでいるので、さらに追加は考えてしまいます。

補中益気湯と温経湯は1日2回しか飲んでいないそうなので、どうしても四肢が冷えるならば、5分間以上間隔を空けて当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)を飲んでもらいました。

1週間後再診。

「当帰四逆加呉茱萸生姜湯飲めました(苦いと説明したので)!」

その後、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を飲み続けたら、訴えには出ていなかったスギの花粉症が改善してしまいました。

例年、スギ花粉症がひどく、鼻水が出て、詰まって、最終的に副鼻腔炎(蓄膿)になってしまうそうです。

今年は全くならないのでうれしい、ビックリと。

当面飲み続けてみたいと希望がありました。

冷えを治すと、思わぬことが改善するいことがあります。

 

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