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漢方薬を治療に取り入れてまだ10年程度の駆け出しです。

日常診療で漢方を使う場面は数多くあります。

西洋医学が得意な分野はお任せして、西洋医学の治療でうまくいかないところ、

漢方が得意なところに使っていきます(両者併用もあります)。

このホームページでは、なるべく専門用語や難しい言葉を使わないようにして、

明日からすぐ飲んでみたくなる漢方薬の情報などを載せていきたいと思います。 

 漢方治療を始めてよかったこと 

 

1 西洋医学の行き詰まりを感じた時に、治療できること

2 全国の漢方を扱う先生と出会えたこと

3 漢方治療で治療経過がうまくいくと必ず喜ばれること

4 患者さんのカラダに触れる機会が増えて、コミュニケーションが良くとれるようになったこと(腹診、触診など)

5 患者さんがいろいろ教えてくれること(漢方薬を飲んでどうなったか、を本人、保護者が熱心に語ってくれる、こうしたら良くなったとかも教えてくれる)

6 合えばすぐ効く!ということ

7 患者さんが余計な抗生剤を飲まなくてすむようになったこと

まだまだ漢方の道では、駆け出しですが前向きに考えて進みます。

 

8月は蘇葉

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そよう、と読みます。

しそ、です。

シソ科の1年草に葉を薬用部位に使います。

花が咲かないうちの6-9月に採集し陰干しします。

蘇葉の香り高いものを得るのは難しいそうです。

紫蘇の葉独特の香りの元はペリルアルデヒドですが、含量が多いものほど高品質です。

解熱作用はありますが、麻黄、桂皮に比べると緩和です(香蘇散)。

消化管がうまく働かず、下痢、嘔吐、膨満感、胸部閉塞感などに使われます(半夏厚朴湯、香蘇散)。

魚介類による中毒(蕁麻疹)を治療します(香蘇散)。

アレルギー全般にも使えます。

鎮静作用、抗うつ作用がマウスで認められています。

抗炎症、抗アレルギー作用もあります。

食卓に出る“しそ”はこういう作用があると知っていて食べると面白いです。